人間関係

【栄養士の人間関係】ホウレンソウは大事 ~栄養の話ではなくて~

友人と仕事の悩みについて話す機会はよくありますが、その一つに後輩や部下に関する同じような話があります。

この「あるあるネタ」に、おばさんたちはつい盛り上がってしまうのです。

それが報・連・相(ほうれんそう)のできない後輩についての話です。

自分はやってきたつもりですが、私自身もできていたかはわかりません。

後輩本人だって悪気はなく、なんなら気づいていなくらいのお話です。でもこれができるかできないかで、人間関係が大きく変わってきます。

新人栄養士やこれから栄養士として働く予定の若い方に、ぜひ読んでいって欲しいなと思います。

 

報・連・相(ホウレンソウ)のできない後輩

昔と違って今は、管理栄養士として就職したらすぐに厨房業務よりも栄養管理の仕事をすることになります。

学校でも栄養管理をしっかり勉強していて、知識はそれなりにみなさん持っていますよね。

実践は体で覚えていくしかないので、病棟へ出ていくのはとても良いことだと思います。

 

ただ、問題が一つ。

若い方々は報・連・相ができない(しない)人が多いんです。

※できる方もいるので、そんな方は今回の記事はスルーしてくださいね。

「報・連・相」とは、「報告」「連絡」「相談」の略称です

仕事をスムーズに進めるためには、「報・連・相」のコミュニケーションによる情報共有は欠かせません。

これは栄養士の世界だけでなく、どの世界でも基本とされていることですよね。

 

報告

上司に指示された仕事についての経過や結果を上司へ伝えること

ミスやトラブルも含む

連絡

事実や決定事項を関係者に周知すること

相談

迷ったとき・問題が起こって困ったときに上司や先輩にアドバイスをもらうこと

ミント
ミント
そう、これができない新人が今まで2人いました。 

 

 

できない人の言い訳は同じ

別の仕事をしている友人も言っていました。

ホウレンソウができない人を注意すると、みな「先輩が忙しそうだったので」と言います。

忙しそうだったから、報告しなかった・相談しなかったそうです。

そこで伝えます。

ミント
ミント
忙しくても知っておきたいことだから、今度から言ってね

返事はしますよ。でもやっぱり報告しません。

そしてまたなぜ伝えないかを尋ねると「忙しそうだったので」というのです😒

 

 

エピソード1:現場で事件が起きています

栄養指導のために病棟へ行き、患者のカルテを読んでいました。

看護師が記載している日誌は患者背景を知るのにとても役立ちます。

そこにこんなことが記載されていました。

本日、〇〇さんが部屋から出てきたときに、そこに立っていた栄養士に驚き転倒。特にケガはなかった。

これ、立派なヒヤリハット😨

私は伝えているよね…と思いながらも、万が一もあると思い一応栄養科長に報告。すると、全く伝えていなかったんです。

言いつけた形になった私もしんどいのよ😢

結局科長から詳しく聞かれて事情を説明していましたが、この件には科長もかなり怒りました。

科長
科長
こんな大事なこと私が知らないとなると大ごとよ!

日ごろから こんなことがあったとか、こんな患者さんがいたとか、こんな栄養指導したとか一切報告がないので、科長は普段から毎日ドキドキしていました。

会話がないというか・・・

これっていまどきなの?

 

 

エピソード2:何もわからない、なのに最初になぜ聞かぬ?

あるとき、科長が栄養教室を新人に任せてみることにしました。

やる気満々で仕事を受けてくれたのですが、まったく教室へ向けて作業をしている様子がありません。

時間もなかったので世話焼きの私が「あれ、進んでる?」と尋ねたら、

後輩栄養士
後輩栄養士
アイデアは浮かんでいるけど、どう進めていいか、どの内容にしたら良いか、どんな風に仕上げるのか、さっぱりわからないので困っていました。

いやいやそれ、最初に聞くやつ!

私たちが怖いのかな😒

私なら間に合わない方が怖いからすぐに聞くぞと思いながら…

無理やり私に相談させて、勝手にアドバイスして、それを科長に報告しました。

嫌な奴かだとお思いでしょうが、私もそれなりのベテランだし、栄養科みんなの仕事だと思っているので、放っておけなかったのです。

 

科長は困った顔で言いました。

科長
科長
そうなんだよね・・・いつ聞いてくるかと待っていたのよ。こっちから言ってしまったか

わ!ごめんなさい、余計なことをしてしまった。

気づかせて育てるやつでしたか・・・

世話焼きおばさんがやってしまったのでした。(これは私の悪いところです)

 

でももう時間がなかったので、結局科長もそのあと我慢できずに確認して、お尻を叩くことになりました。

出来上がるまでも、何度も何度もこちらから確認して・・・

 

ただ出来上がったものは素晴らしいんですよ!

教室も堂々と発表するし、大したものでした!

だからね、本当にただホウレンソウができないだけなんです。本当にもったいない。

 

 

エピソード3:終わりが見えなくなっても

私は知らなかった出来事ですが・・・

科長が新人に食材の価格変動を調べてみてと頼んだら、恐ろいほどのデーターをただ表にしただけのものを延々作り続けていました。

経過の報告がなく、いつになっても提出がないので業を煮やして科長が「あれは?」と尋ねると、エクセルで作られた分厚い冊子を提出。

科長
科長
 で、これで何がわかるの?

後輩栄養士
後輩栄養士
私にもわかりません
科長
科長
・・・

莫大なデーターを集めているうちに、自分でも何をしているのかわからなくなったようで、意味のない分厚いだけの冊子が仕上がったのでした。

そもそも何に使うのか、科長と意思疎通ができていないかった。なぜ最初に聞かぬ・・・

無駄な時間が流れていきました。

何に使うかも伝えなかった科長も意外とS   😆

 

失敗は誰にでもあるので、これを教訓に学んでくれれば良いのですが・・・

悪気がないので、なかなかこういうところは直りませんでした。

 

世話焼きの私はついつい口をはさんでしまうので、懲りずに勝手にアドバイスをし続けたため、新人との関係は次第にうまくいきました😅意外ですか?

コミュニケーションがとれたというか、相談しやすくなっていったみたいで。

気にかけてもらえる=優しい先輩になれたようです。

退職してからも私にだけ年賀状をくれたり、LINE教えてくれたりして今でも連絡取り合っています。(卑怯者でしょうか😆)

もちろん後輩側にについて、科長の悪口言ったりはしていませんよ。

 

ホウレンソウが大事なことは私もずっと伝えましたが、最後まで

後輩栄養士
後輩栄養士
 科長はいつも忙しそうなので

と言ってなかなか実行されませんでした。優しい子たちではあるんです、本当に。

そして

残念ながら科長と新人は最後までコミュニケーションがとれず、分かり合えずに苦手な相手となってしまいました。

間に入ってみたつもりですが、私の力足らずでしょうか・・・

 

 

まとめ

もしかすると、

ホウレンソウができない相手には、こちらから何度も促すしかないのかもしれません。

うるさがられることもあるでしょうが、上司からコミュニケーションを取りに行く時代なのかもしれません…

でもね

これを読んだ若い方はぜひ、ホウレンソウを気にかけてみてくださいね。

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