栄養士のお仕事

管理栄養士になってからも常に勉強だ!

管理栄養士のミントです。

私は現在、国家資格である栄養士管理栄養士の他に

  • CDEJ(糖尿病療養指導士)
  • 病態栄養専門管理栄養士
  • NST専門療法士

の資格を持っています。

病院で働く場合、持っておいた方が良いと思って取ったもの、あるいは取るように勧められたものです。

でも資格って本当にいろいろあって迷ってしまいます。

同じような内容の資格や認定を、複数の学会や協会が作っているので、「本当なんとかまとめてくれよ」・・・と思う。

 

まずどのような資格があるのか挙げてみたいと思います。

同じような資格があって紛らわしいので、主要な協会や学会で分けてみますね。

 

 

公益社団法人日本栄養士会

栄養士であれば入っておいた方が良いと思います。

ホームページはこちら→https://www.dietitian.or.jp/

診療報酬についてや、これから必要な栄養について情報提供してくれるし、管理栄養士の資格を取る際にも各地方で低価格の研修会を開いてくれるし、栄養士の立場確立のためにも頑張ってくれている会です。

栄養士会の中に、専門職としてのスキル向上のために「生涯学習」という制度があります。

私は他の学会にも参加していたため、途中で生涯学習を受けるのはやめてしまいましたが、今は次のような資格認定があるようです。

 

認定管理栄養士

日本栄養士会では、生涯教育の所定の研修を修了し、専門的な知識・技術の実践レベルが必要かつ十分な水準に達していると認められる管理栄養士・栄養士に対して、下記の8つの分野において「認定管理栄養士」または「認定栄養士」として認定します。
生涯教育制度により、認定管理栄養士・認定栄養士の質の高い業務を、広く国民の皆さまに提供することを目的としています。

認定8分野

  • 臨床栄養
  • 学校栄養
  • 健康/スポーツ栄養
  • 給食管理
  • 公衆栄養
  • 地域栄養
  • 福祉栄養(高齢者・障がい者)
  • 福祉栄養(児童)

管理栄養士だけでなく、栄養士でも認定が受けられるようですね。

 

特定分野管理栄養士

特定分野における実践活動により、優れた成果を生むことができる管理栄養士を認定

現在、5つの特定分野において、特定分野管理栄養士として認定しています。特定分野管理栄養士は、その領域の特定分野における実践活動により優れた成果を生むことができると同時に、自ら必要とするスキルを認識し、常にその資質向上に向けた研鑽を行うことができると、日本栄養士会が認めるものです。

  • 特定保健指導担当管理栄養士
  • 静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士
  • 在宅訪問管理栄養士
  • 公認スポーツ栄養士
  • 食物アレルギー管理栄養士・栄養士

 

 

一般社団法人日本糖尿病療養指導士認定機構

https://www.cdej.gr.jp/

CDEJ(日本糖尿病療養指導士)

私も糖尿病対策チームに参加するにあたり、栄養だけでなく糖尿病治療の全般について、もっと詳しい知識が必要だと思い立ち、勉強して受験しました。

症例提出と難しい試験があります。

講習会の参加も義務づけられていています。

CDEJ (日本糖尿病療養指導士)とは、糖尿病治療にもっとも大切な自己管理(療養)を患者に指導する医療スタッフです。
高度でかつ幅広い専門知識をもち、患者の糖尿病セルフケアを支援します。この資格は、一定の経験を有し試験に合格した看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士に与えられ、2001年3月に第1回認定試験が行われました。CDEJに認定されることは、糖尿病の臨床における生活指導のエキスパートであることを意味します。糖尿病患者の療養指導は糖尿病の治療そのものであるとする立場から、患者に対する療養指導業務は、わが国の医療法で定められたそれぞれの医療職の業務に則って行われます。

 

一般社団法人日本病態栄養学会

https://www.eiyou.or.jp/

病態栄養専門(認定)管理栄養士

この資格ができたときに、取るべきだとドクターに勧められました。

いろいろな病気について広く勉強しました。

臨床におけるよりよい栄養管理を行うために、有能な専門的知識および技術を有する管理栄養士の資質向上を図り、国民の健康増進に貢献することを目的とするため、日本病態栄養学会は学会認定制度を設け、日本病態栄養学会認定病態栄養専門(認定)管理栄養士を認定しています。

 

病態別にさらに専門性を上げた

もありこれらは実務経験の時間や症例件数、講習会の参加だけでなく、実習があったり、発表が義務づけられていたりとかなり狭き門となっています。

難しい試験もあります。

日本栄養士会も絡んでいるので入会が必要です。

他にも病態栄養学会で認定している資格があります

 

NSTコーディネーター

さらにNSTに関する高次なレベルの知識と技術を修得して、NSTをコーディネートすることができ、NSTで指導的な役割を果しうる医師と病態栄養専門または認定管理栄養士の育成を目的として、栄養サポートチーム(NST)コーディネーターの認定を行います。

 

 

一般社団法人日本臨床栄養代謝学会JSPEN

https://www.jspen.or.jp/

NST専門療法士

NSTが始まって間もなく、病院内でやっぱり取るような流れとなりました。

第1回受験者です。

先に述べた病態栄養学会のNSTコーディネーターよりの先にできたし、こちらの方の学会の方が大きいので会員数は多いと思います。

 

2024年からはさらにこんな資格ができるようですね・・・

臨床栄養代謝専門療法士認定制度は、NST専門療法士の上部資格として、9つの専門領域(※1)から自ら専門としたい1領域を選択し、取得申請(※2)を行う制度である。本制度の認定期間は、NST専門療法士と同様に5年間とし、更新が必要とする。本認定制度の特徴は、下記に示す各領域の講師陣をそれぞれ組織することで、他学会との差別化を図り、さらに自身が選択した領域の専門性を向上させることで、学会員の人材育成に繋げていくことを目的とする。

  1. がん専門療法士
  2. 肺疾患専門療法士
  3. 肝疾患専門療法士
  4. 腎疾患専門療法士
  5. リハビリテーション専門療法士
  6. 在宅専門療法士
  7. 小児領域専門療法士
  8. 摂食嚥下専門療法士
  9. 周術期・救急集中治療専門療法士

 

 

一般社団法人日本摂食嚥下リハビリテーション学会

https://www.jsdr.or.jp/

摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士

摂食嚥下リハビリテーションの基本的知識と栄養管理に関する技能を修得し、医療機関や介護(福祉)施設とともに在宅においても、摂食嚥下障害を持つ患者や家族に対し栄養管理と専門的な食・栄養支援を行うことでQOL向上に貢献できる管理栄養士を、公益社団法人日本栄養士会と一般社団法人日本摂食嚥下リハビリテーション学会とが認定する共同認定制度です。

 

 

一般社団法人日本在宅栄養管理学会

http://www.houeiken.jp/index.html

在宅訪問管理栄養士

在宅療養者における複雑で解決困難な栄養の問題を有する重症疾患等の個人や集団に対して、高度な知識や技術を有し、個々の生活状況を踏まえた在宅栄養管理を通じてQOLの支援ができ、かつ在宅栄養管理にかかわる地域の他(多)職種と協働するための栄養管理システムの構築に携わり、その継続した協働ができる管理栄養士を、公益社団法人日本栄養士会と一般社団法人日本在宅栄養管理学会とが認定する共同認定制度です。

 

※こちらの2つ(リハと在宅)は栄養士会に入会していることが条件に入っています。

 

 

まとめ

資格っていっぱいあるでしょ? 他にもあるのかもしれませんが・・・

それぞれの学会や協会に入ることになるので、それなりに費用も掛かります

資格更新には学会や講習会にも出席しないといけないし、参加費・交通費・宿泊費なども職場からフォローされない人はかなりしんどい・・・

受験にも更新にもお金はかかるし学会貧乏になる可能性もあります(笑)

そんなこともあり、本当に必要な資格だけをとることをお勧めします。

 

ミント
ミント
あなたの専門は何でしょう?

学会や研修会への参加は勉強になるし、やる気にもつながる。

受験するには、それなりに(いや、結構)勉強が必要です。

自分のスキル向上にはいいことがいっぱい。

私はもう仕事をやめたので、次の資格更新はできません

2023年には資格が消失・・・

頑張ったのにとっても残念です( ;∀;)

 

それでも、これからだって学ぶということはできると思っています。

日々勉強だ!

 

そうそう、私は東京カルチャーセンター認定の薬膳アドバイザーも持っています。

これはほぼ趣味ですが、ここ数年NSTでも漢方を取り入れる機会が増えていて、東洋医学にも興味を持ったことが理由の一つです。

西洋医学ではどうにもならなかった患者さんに、漢方を出すと良くなるってこと、意外とありました。

無駄ではなかったと思っています。

なんでもいいから、勉強したくないですか?

体にいいこと、一緒に勉強しましょう。

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