ここのところ息子が産まれるまでのことをちょっと振り返っています。
現在息子は3歳。
44歳直前に自然妊娠で産まれた奇跡のような子ですが、心身ともに健康でスクスクと育っています。
コロナ禍で外に出られない間にYou Tuberもどきになってみたり、家にあった古いゲーム(wii)で遊べるようになっていたりと、成長に驚かされます。
今時の子は違うわ(*_*;
時間を区切ってやらないと、3歳でもこんなことばっかりやっていますよ。
親が悪いのかな(笑)
今日は息子がお腹にいたときのお話です。
つわりの時は栄養士だってジャンキーになったわよ
先に書いておきますが、他の栄養士さんは知りません( *´艸`)
ミントは…の話です。
よく聞く話だとは思いますが、つわりが始まると、こんなに大好きな白いご飯や魚料理のにおいがダメになりました。
野菜も食べたくない。
特に煮物はオエって感じに。
食べたいのは
- フライドポテト
- チキンナゲット
- ハンバーガー
- トマト
なんてジャンキーな(*_*;
マックよありがとう😍😍😍
栄養士だって、そんなもんです。
いま、食べられないで悩んでいる方、しばらくの間のことなので食べられるものを食べていたら良いと思います。
長期間全く食べられないときは、病院に相談してくださいね。
便秘に苦しんだ話
私は普段快便快腸な方です。
給食で働く人は検便を月に1~2回しないとダメだけど、提出に困ったことないし。
でも、そんな私が極度の便秘に陥ったのです!
妊娠中は便秘になりやすいというのだけど。
正直な話・・・
出産よりも辛かったことが2回ありました。←これマジです
先生にも相談してマグミットという薬をもらってはいましたが、これまた栄養士なのに貧血だったため鉄剤も出ていて、その関係もあるのかマグミットが全然効かない。
毎日快腸!だったのに、数日出ないことがストレスにもなり、そればっかり考えてしまうし、気が付けばもうお腹が苦しくて苦しくて。
力んでいいのかもわからず(*_*;
お腹の上の方は薬の効果でやわらかそうなんだけど、出口の便がもう栓になってしまって抜ける気がしない。
出そうな感覚だけはあるのに栓が抜けないから、終い目には冷や汗も出て死ぬかと思った。
このまま病院で摘便ってやつをやってもらう覚悟までしました。
これを最後にして病院へ行こうと決め、長時間トイレに籠ってもがき苦しみ、なんとかかんとかって感じで出てくれたんです。
なんてバカなことを考えてしまった。
ですが、やっぱり力みすぎたみたいで思わぬところ(前の方)が腫れてしまい、結局先生に相談する羽目に😱😱😱
「聞いたことないです、そんなとこ腫れるの」って怪訝そうな顔をされたたけで、診てももらえず、そのまま放置されました( ;∀;)
出産し終えた今考えても、便秘解消のあの瞬間の方が出産よりもつらかった、いや本気で。
栄養士だから、便秘の解消法はそれなりに知ってるんですよ。
便秘予防のポイントです↓ 一応ね。
- 便をやわらかくしてくれる水溶性の食物繊維をとる(葉野菜・根菜・海藻・果物など)
- 水分をとる
- 3食きちんと食べる
- 油も適量(10gくらい)とる
- 乳酸菌を変えてみる
- 適度な運動をする
なんせ便秘を感じた初期の段階でなんとかがんばるのが肝心です。
早めに何度もトイレに行って!
明日でもいっかって思うと後悔します!
これを伝えたかった”(-“”-)”/
高齢だからと、OGTT検査を追加される
血圧や血液検査では貧血以外すべて正常だったけど、高齢を理由に追加された検査があります。
それが糖負荷試験OGTTです。
糖負荷試験(OGTT)とは
oral glucose tolerance testの略
耐糖能異常や糖尿病を見つけるための検査です。
75gのブドウ糖を溶かした激甘のラムネみたいな検査薬を飲んで、血糖値が上がるかどうかを検査します。
正常ならどんなに甘くても血糖値が200mg/dlを超えることはありません。
血糖値を「飲んだ後、30分後、60分後、120分後」と時間ごとに測定して、どの時点でも200mg/dlを超えていないかどうか調べます。
この検査も全く問題なく、正常でした。
高齢だと妊娠の合併症がいろいろと心配されてしまい、検査項目が増えるんですね。
糖尿病疑いの患者さんが行う検査なので、勤めていた病院でも毎日のようにこの値をチェックしていましたが、まさか自分がやってみることになるとは・・・
良い経験になりました(笑)
片頭痛持ちだけど、妊娠・授乳中は起きなかった
妊娠中は片頭痛になりやすいって書いてある本もあるけど、私の場合はずっと苦しめられてきた片頭痛が妊娠・授乳中は起こらなかった。
女性ホルモンと関係あるみたいだから、私の場合は良い方に関係したのかな。
鉄剤が出ていたことや、幸せな気持ちのせいもあるかな。
一応先生には片頭痛用のマクサルトっていう薬は飲んでも良いのか聞いてみました。
主治医は研修医だったこともあって即答できず😅
分厚い本持ってきて調べたり薬剤師に聞いたりしてくれたんだけど結局「一応やめといて」との判断でした。
赤ちゃんにとって悪いのは困るから飲まずにがんばる覚悟だけど、一旦片頭痛が起こると数日間もがき苦しむので、なんとか起こりませんようにと祈る毎日でした。
頭痛薬にカロナールという薬は処方してもらったけど、これも飲むことなく、過ごすことができたんです。
この薬は弱めだし普通の頭痛(緊張型)の鎮痛剤だから、片頭痛には絶対効かないと思うから、飲まずに済んで良かったです。
仕事は高齢妊婦でも産休までがんばった!
高齢妊婦だし何があるかわからないから、安定期を過ぎるまでは科長以外は誰にも打ち明けなかった。
だから過酷な厨房業務もこなし、普段通り過ごしたんです。
5か月を過ぎたころ栄養科みんなに打ち明けると、調理師みんな冗談だと思い「はいはい」って対応( ;∀;)
ぎゃ~~!( ゚Д゚)!!!!
って感じ。
で、それからは腫れ物に触るかのように扱ってくれましたが(笑)
今までの妊婦がやってきたことを高齢だからとやらないわけにはいかないし、体は何ともないから、無理しない範囲で普段通りやりました。
ちょっと控えたこと
白菜やキャベツのコンテナは20㎏を超えています。
食材を出し入れする際、さすがに重すぎるものは怖いので、誰かに助けてもらったり、ちょっとずつ小刻みに出したりしてました。
厨房業務の日は立ち仕事が多いので、お腹にだるさを感じたら、少し休ませてもらうこともありました。
あと、病棟へは基本階段を使うことになっていますが、1日何往復もするので、臨月に入ってからは4階以上は密かにエレベーターを使っていました。
ま、階段を上り下りした方が妊婦さんには良いみたいですが。
産休直前まで気づかないスタッフもいた
体重がそれほど増えなかったこともあり、白衣を着ていると全く妊娠に気づかなかったスタッフも多くて。
とNSTや回リハのミーティングで伝えると、ここでも悲鳴のような声でびっくりされ、「聞いてないけど!」と怒られたりしました。
いや、何度もこの会で伝えたんですけど。
あなたが出てなかっただけで・・・
何はともあれ、若い方と同じように既定の産休まで、休むことなく働けました。
多分それも安産になった理由の一つだと思います。
まとめ
妊娠中も便秘以外は特に問題もなく、穏やかに過ごすことができました。
もちろん仕事ではイライラすることもありましたが、幸せホルモンのおかげでそれほどダメージはなかったです。
高齢妊娠だって、全然大丈夫でしたよ!
高齢妊婦さんで、今不安に過ごしている方がいたら、安心して!(*’▽’)と伝えたいです。
でもちょっとでもお腹にだるさを感じたら、密かにお休みしてくださいね。
体がどんどん出産に向け変わっていきます。例えば・・・
体が夜中の授乳の準備を始めているので、目が覚めやすくなっていたりしていませんか?
昼間とっても眠かったり。
体が求めることは今必要なことだと思います。
無理せずゆったりした気分で、妊娠ライフを楽しんでくださいね。
お腹の赤ちゃんと会話しながら(笑)