わが家の糖尿病療養日記 PR

【管理栄養士が教える】糖尿病食の献立の立て方 ~わが家で食事療法が始まった~

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クリスマスの衝撃からすぐに年末が来てしまい、夫の血糖値が気になりながらも両方の実家に帰ったので、用意された食事で過ごしておりました。(食べ方や量には気を配りましたが)

家に帰ってきたので、やっと落ち着いて食事について考えられるようになったところです。

ミント
ミント
まさか夫が糖尿病になるとは・・・

実際にはまだ受診していないので、確定したわけではありませんが、HbA1cが8.9もあり、尿糖も+4

これはもう確定だわね😭

私は管理栄養士。しかも糖尿病療養指導士

その夫が糖尿病になってしまったのだから、お恥ずかしいお話です。

いくら自分勝手に食べていたからとはいえ、「嫁は管理しない栄養士」と言われても仕方ない😣後悔先に立たず

ミント
ミント
言い訳すると、出会った時にはすでに糖尿病のはあったと思われますが。

ここは遅ればせながら全力で改善をサポートしていかなければ!

私と夫の食事療法が始まります。

1日の栄養量を設定してみた

カロリーの設定

まだ病院に行けていないので、Dr.からの食事量の指示もありません。

なのでまずは夫の身長から栄養量を設定しました。

夫の身長は175.2

標準体重の計算は 身長(m)×身長(m)×22(←決まった係数)なので

1.752×1.752×22=67.53

67.5㎏ これが夫の標準体重です。

ミント
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ははは、検診時なんと94.8㎏もありましたわ。

この標準体重に身体活動量をかければ栄養量が出るのですが、身体活動量

  • 軽い労働(デスクワークが多い職業など)   ×25~30
  • 普通の労働(立ち仕事が多い職業など)    ×30~35
  • 重い労働(力仕事が多い職業など)      ×35~

となっていて、どれに当てはまるかを選びます。

うちはほぼデスクワークですし、ちょっと頑張って体重を落とす必要があるので、一番厳しい数字を選択しました。

25~30の間をとって28で計算。

67.5×28=1890 kcal

私は病院で働いていたので、頭の中が病院食のカロリー設定になっています(笑)

うちの病院では

糖尿病食は基本1200・1440・1600・1840kcalの4段階でした。

なので1840kcalとしました。(若干少ないけど、完全にその数字にはならないので全くOKです)

 

 

炭水化物量の設定

食事に占める炭水化物の割合は50~60%が良いとされています

その幅は意外と大きいので、どうするかは基本Dr.や管理栄養士が設定しています。

糖質制限ダイエットが流行っていますが、極端な糖質制限は長い目で見ると合併症の原因になることもあるのでおすすめできません。

ミント
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特に夫は若干腎臓が弱い傾向にあるので、たんぱく質に偏るのは危険

そう思ったので、私の病院でも採用していた「炭水化物60%」の設定でいくことにしました。

1840kcalの60%は 1840×0.6=1104 kcal

炭水化物は1g当たり4kcalなので、4で割って 1104÷4=276

炭水化物は 276gです。

 

その他の栄養量の設定

炭水化物の量が決まれば、自然とたんぱく質・脂質の量も決定します。

ミント
ミント
あ、基準があるので、当てはめるだけです。

たんぱく質は標準体重1kg当たり 1.0g~1.2g 

残りで脂質をとる

うちの夫の標準体重は67.5kgだったので、たんぱく質67.5~81g

間をとって74gとしました。

残りの脂質は%で考えます。

1840kcal、たんぱく質16% 炭水化物60% →残りの脂質 24%

1840×0.24=442kcal

脂質は1g当たり9kcalなので、442÷9=49

脂質は 49gです。

夫の栄養量を

1840kcal たんぱく質74g 脂質49g 炭水化物276g

高血圧があるので、塩分6g未満にする必要あり

に決めました。

栄養計算をする

食品交換表を買ってみた

私の病院の糖尿病食は1200・1440・1600・1840kcalの4段階で設定していたとお話しました。

なぜ14401840は40という中途半端な数字なのかですが、だいたいの病院は糖尿病食の栄養計算を「糖尿病食事療法のための食品交換表」を使って栄養計算しています。

これは1単位80kcalと決めて計算していく表なので、80の倍数の数字になるんですよね・・・

つまり1840kcalは23単位。

本格的に食事療法をするにあたり、忘れていることもあるのでまずはこの「食品交換表」を用意することにしました。

これから食事療法を始められる方は、それほど高い本ではないですし、内容が詰まっているので購入をおすすめします。

交換表の内容は今回は詳しく書きませんが、うちの夫の単位配分はこのようになりました。

 

1840kcal 炭水化物60%

表1表2表3表4表5表6調味料合計
11.8151.71.51.20.823

 

栄養士らしく「食品成分表」でも詳しく計算する

ただ交換表はあくまで目安となるものなので、ざっくり頭の中で献立を立てたところで「食品成分表」を使って詳しく計算もしています。

ありがたいことに栄養価計算ソフトの無料配布を見つけたので、そちらを利用させていただいています。

栄養計算ソフトAPPRON 

食品成分表も持っているのですが、食品を入力するだけで計算してくれるソフトは楽ちんですよね😄

献立作成画面

管理栄養士なのでここまでやってしまいますが、一般の方はなかなか難しいですよね・・・

慣れるまでは食品交換表で食品のグループ分けやだいたいのカロリーを把握することをおすすめします。

ずっとこれを使っても問題ないですよ。

ちなみに、食品成分表は毎年発売されますが、2021年度版で久々に改訂されました。本によっては栄養計算ソフトも付いているので、こちらもおすすめです!

管理栄養士ミントの献立の立て方

まずは 主品・副菜・小鉢or汁物 という献立をざっくりと1週間分考えます。

コロナ禍で買い物に出辛く子供も小さいことから、うちはネットスーパーを利用しているので、もともと1週間分の献立を立てて買い物をするということを以前からやっていました。

これ、節約にもなりますしね🤗(スーパーとかで安売り見ちゃったら、ついつい余計なもの買っちゃうから、私)

わが家の定番メニュー

あらかじめ好評だったメニューを表にしているので、その中から選んだり、夫に食べたいものを聞いたりして、↓こんな感じでざっくり1週間分書き出してみる。

ざっくり1週間夕食献立

※夫は魚が食べられないので、メニューにありません。私と息子はお昼に魚をいただいております。

今まではバランスだけは考え、これで決定としていましたが、現在はちゃんと栄養計算して病院で仕事をしていた時のように「献立表」や「献立カード」を作成中です。

正直、今までの献立とほぼ変わってはいません。(管理栄養士が作った献立ですから!)

でも中には思ってた以上にカロリーがあったり糖質多かったり塩分多かったりしていることに気づく(笑)

やはりきちんと計算することは大切ですね。

5週間分くらいできたら、これをサイクルメニューにしたいと思います。

ちなみに夫の昼食は外勤務が多く外食になるので、夕食の献立のみ立てています。

出来上がるまでは少々計算が大変ですが、コツコツ頑張ってみます。

 

糖質0・低カロリー・減塩商品を購入

美味しくなければ食事療法は続かないですよね。

減塩は3日もすれば舌が慣れてきますが、多少濃いものが食べたい気持ちもわかります。

料理によっては1食2g未満の塩分や砂糖でなんて抑えられない。

一生甘いものが食べられないのも可哀相です。(私は耐えられない!)

なので、今週はネットスーパーでこちらの商品を購入しました。

 

糖質0の甘味料「ラカントS」、減塩醤油、カロリーハーフのマヨネーズ、おからパウダー、糖質オフの食物繊維入りパン粉

病院でもラカントや減塩醤油は使っていましたからね。

こういう商品の力を借りて、美味しく食事を作りたいと思います。

 

本日の献立

  • ピーマン肉詰め
  • おからのサラダ
  • 白菜となめこの味噌汁
  • ごはん

写真を撮り忘れたので、ちょっと食べたところで写真を撮り、ちょっぴり寂しく映っていますが、それなりにボリュームはありました。

【ピーマン肉詰め】1人分

【材料】
青ピーマン 果実 生70.0
うし ひき肉 生50.0
ぶた ひき肉 生20.0
たまねぎ りん茎 生70.0
えのきたけ 生7.0
卵 全卵 生8.0
食塩0.1
こしょう 混合 粉0.1
濃厚ソース3.0
トマトケチャップ8.0

ピーマンの肉詰めやハンバーグは、カサ増しのためにわが家ではえのきを大量に投入しています(笑)

  

刻んでしまうと全く気付かれません。

  

野菜嫌いの3歳の息子もパクパク食べちゃいます。(息子はハンバーグです)

ヘルシオでスチーム調理するので、油は一切使用していません。ヘルシー!

ひっくり返さないので、崩れる心配がないから、つなぎをいれる必要がなくて、小麦粉やパン粉も使用せず低糖質でもあります!

ソースもきちんと量を計って用意しました。

 

 

【おからサラダ】1人分

【材料】
おから 乾燥7.0
ロースハム7.0
マヨネーズタイプ調味料 低カロリータイプ10.0
きゅうり 果実 生15.0
たまねぎ りん茎 生10.0
にんじん 根 皮つき 生7.0
こしょう 混合 粉0.1
穀物酢3.0
オリーブ油3.0

おからサラダは今回購入した「おからパウダー」を使用。

  

「おから入ってる?」と夫は言いましたが、100%おからとは思わなかったようで、ポテトサラダ大好きな夫は「これはアリだな!」と喜んでいました。

マヨネーズもカロリーハーフを使いましたが、酢を加えたのでスッキリして美味しかったみたいです。

おまけで、ブロッコリースプラウトを乗せてみました(笑)

ささやかな頑張り。

 

【白菜となめこの味噌汁】1人分

【材料】
はくさい 結球葉 生80.0
なめこ 生30.0
米みそ 甘みそ7.0
米みそ 淡色辛みそ3.0
かつおだし 荒節150.0

なめこ汁、好きなんですよね~私が。

3人分でこんなに白菜入れてます(笑)

  

食べる味噌汁でしっかりおかずになりますよ。

 

ごはんは180g食べて良しとしました。

後でお腹が空いておつまみを食べないようにするためにも、ある程度の炭水化物は必要だと思います。

 

カロリーたんぱく質脂質炭水化物塩分
70525.424.194.52.2

これでもまだ若干多めなので、もうちょっと調整が必要ですね(笑)

 

 

考察

結局アルコールはやめられていません。

どこかの先生が「赤ワインなら良い」と言ったとか、「ハイボールは糖質0だから良い」と言ってたとか言って、結構飲んでおります。(赤ワイン1本空けたりして)

ミント
ミント
いくら良いと言っても、適量は2単位までだ!

と言ってもこれは聞かない😟

赤ワインが血糖値を下げるとかいう先生もいるんですよね・・・

1本飲んだら500kcal以上あるんですけど。

 

ただ、これでも量は以前より減っています。

アルコールの種類も一応は体に良いと聞いたものに変えたわけですし、食事制限も頑張ってはいるし、全部一度にやって続かなかったらそれは本末転倒なので、今はある程度目をつぶることにしております。(ひどかったら取り上げますが😥)

 

アルコールはカロリーがあるけど、栄養はないとされるので交換表で他の食品とは交換できないことになっています。

そのため、飲んだら飲んだだけ設定したカロリーにプラスになってしまうので、かなりの高カロリーを夜に摂ってしまっています。

アルコールをできるだけ減らすことが一番なんですが、それが難しい・・・

ちょっとカロリー設定を変更しようかと検討中です。

(1600kcalくらいに設定して、炭水化物の割合を55%に下げるか)

 

それでも食事療法を始めて約2週間の今、95㎏だった体重が92㎏を切りました。

運動はまだ行っていないので、食事だけで3㎏の減量です。

正直食事内容はあんまり変わってないので(笑)、本人が陰で摂っていたお菓子やアルコールの量だと思うんですけどね・・・

意識できていることが素晴らしいじゃないですか!

家族みんなで頑張ってるぞ!っていうのも嬉しいし、頑張れるみたいです。

炭水化物中心の昼食内容やアルコールにはまだまだ改善の余地がありますが、頑張っていることも受け入れながら、改善に努めていきたいと思います。

一番ショックなのは絶対に本人なので、心のケアーも大切ですしね。

 

 

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