夫は炭水化物が大好きです。
特に「いなり寿司」は大好物で、お祭りや誕生日などのイベントの時にはリクエストされます。
今まではうどん屋さんなんかでも、置いてあると注文していました。
でもこのいなり寿司、作る方ならわかると思いますが、「あげ」だけでも相当砂糖を使うのですよ。
消えた「いなり寿司」
実は夫が糖尿病とわかる前に市販のいなり揚げを買ってしまっていて。(本来は自分で作るんですが、手抜きしたい日についつい買っちゃって←いいわけ😅)
その賞味期限が来てしまったので、私と息子で明日のお昼に食べることにしたのです。
12個できちゃうから、必要分だけお皿に入れて、残りは冷凍しました。
いなり寿司も冷凍できる!
1つずつラップで包んでから保存袋に入れて冷凍します。
食べる時はレンジで温めてから少し冷ませば問題なく食べられます。
食べすぎるより冷凍保存する方が絶対、体にもお財布にも良いからおすすめ。
そのお皿の存在を知ってしまった夫。
それくらいいなり寿司が好きな夫。
見せてしまったのが悪かったね。
きっちり栄養計算したオムライス定食を食べた後も「食べたいよ~」と言い続け、残っていたチキンライスのおにぎりを見つけて「じゃあ、これで良いからちょうだい」と言う。
ほんの50g程度のおにぎりですが、これだってカロリー(糖質も)あるんだけど・・・
いなり寿司を目の前にして、幸せホルモンが出ちゃったのかな、食べたくて仕方がない様子。
あまり言うのでいなり寿司よりマシかと思い、チキンライスで手を打ちました。(甘いな~私)
なのに。。。
朝起きたら、いなり寿司が減っている”(-“”-)”
いなり寿司のカロリーと糖質
ここで、いなり寿司のカロリーと糖質をざっと計算してみた。
いなり寿司はヘルシーなんて思っている方が多いので、知っていただきたいわ!
この市販のいなり寿司の栄養価を見たら絶対食べられないのよ(笑)
あげ1枚(12g)当たり 28kcal 炭水化物 2g
もちろん中のごはん自体も炭水化物だし、すし飯にも砂糖入れるからね。
今回は前に夫が買ってきてしまった「すし酢」を使用した。
味の調整はできないけど、計算はしやすいわ(*_*;
ごはんはちょうど1合、重さを量ると360gだった。
12個出来たから1個当たりごはんだけで30g
30ℊのごはん 50kcal 炭水化物 11.1g
すし酢は1合当たり30ml入れるようになっていたので、
1個分に使う2.5ml当たり 6.7kcal 炭水化物 1.7g
つまり、今日作ったいなり寿司は
1個当たり 84.7kcal 炭水化物 14.8g
一口で入っちゃう小さな小さないなり寿司ですが、1個でこんなにあるのですよ!
今日のは具を入れなかったからこれで済んでるけど、シイタケや人参やゴボウを入れたら野菜は摂れるけどさらにカロリーと糖質と塩分が増えるしね。
意識せずに食べる「つまみ食い」が一番危ないのがわかっていただける数字です”(-“”-)”
それでも食べたい「いなり寿司」どうしたらいい?
いなり寿司を食べたい時は作り方や食べ方を工夫しましょう。
何かのついでに食べちゃうようなことは一番さけないとダメですね・・・ →夫への忠告
市販のいなり寿司やいなり揚げはかなり味が濃いので、家で作るのが一番です。
市販のものしかない場合も、食べ方には注意しましょう。
- いなり揚げは自分で煮る。その際はラカントなどの甘味料を使用して、塩分も薄く作る
- 酢飯や中に入れる具もできるだけ薄味にする
- 市販の場合はカロリーと糖質をチェックする
- 野菜の副菜をたっぷり用意し、先に食べる(ベジファースト)
- 食べられる量を計算して食べすぎないようにする
- ゆっくりよく噛んで食べる
ラカントSのレシピ集にも「いなり寿司」が掲載されていますね。
私も次回作ってみたいと思います。(まだ作ったことがないので)
糖尿病になると甘いものが欲しくなる?
糖尿病の人は甘いものが我慢できなくなると言います。
患者さんもよく「悪いのはわかっているのに、やめられない」といっていたな・・・まさに糖質中毒。
少し前に流行った「医師が教える食事術」という本、私も読みました。
糖質制限についてはちょっと偏ったところもあるとは思いますが、基本的なことがわかりやすくまとめられてて、良い本ですよね。
テレビでもよく取り上げられていました。
この本の中にも糖質中毒について書かれていますが、血糖値が上がるといろんなホルモン(物質)が出るので、ハイな気分になるんですって。
逆に血糖値が下がり始めると不快になるからまた糖質が欲しくなるらしい。
血糖値が上がるとより一層食べたくなるので、夫も食後にさらに食べたくなったのでしょうね・・・
我慢ができないほどに”(-“”-)” 3歳の息子よりも我慢できないなんて。
・・・日をまたいだらOKじゃないだろう( `ー´)ノ
血糖値が下がってきたから、また口に入れたくなったということか。
夕食にもう少し野菜を用意して、血糖値の上りをゆるやかにせねばならぬと強く思いました。
それでも自分だって我慢する努力はしないと!
置いておいた私が悪いのか・・・
最後に・・・
今度はちゃんと家でいなり揚げから調理して、安心して食べられるものを用意するよ。
でも、自分でも我慢するということを身につけてね。
- ゆっくり食べる
- 野菜から食べる
- 食べたくても我慢する
これ、大事です。
糖尿病は遺伝するというけど、食生活が同じと言うのも大いにあると思うので、息子の食べすぎにも注意したいと思います。