なかなかブログを更新するまでに至りません。
4月の幼稚園入園まではできるだけ子供と過ごしてやりたいと思うし、夫の食事療法をするにあたり管理栄養士であるが故にきちんと栄養計算したいと思うので、ついつい時間をかけてしまって・・・いいわけですが(笑)
全く満足の行く内容ではないので試行錯誤が必要で、まだまだ時間がかかりそうです。
今日は、困っている内容と対応について書いていきたいと思います。
夕食のカロリーを多くても700kcalにしたい
まだ病院にかかっていないので、私が1日のカロリーを1840Kcalに設定しています。
糖尿病の食事療法では、3食を均等に配分するのが良いとされていますが、夫は昼食時の勤務場所が会社とは限らないので、毎日外食やコンビニ弁当になってしまいます。
お昼もお弁当を作りたいところなんですが・・・
なので、お昼は自由に食べています。
極力炭水化物だけにならないように注意はしていますが、時間もないのでおにぎりと唐揚げなんかで済ますことが多くて、野菜不足も気になっています。
朝食はパン食をごはんに変えたので、栄養を整えやすくなりました。
前日の残りの野菜おかずと味噌汁、納豆・ごはん・牛乳でだいたい500~600kcalになっています。
アルコールが減らせないのよ
アルコールは栄養ないので食品交換表のはどの食品とも交換はできません。
飲んだら飲んだだけプラスになってしまうのでやめないといけないのですが、仕事のストレスが大きくて飲まないとやってられないとの訴え。
「ごはんを減らしてでも飲みたい」というのです。
夫は・・・ ないよね(ノД`)
飲んでも2単位まで。
これがなかなか守れていません。
せめて早く病院に行って、合併症の有無を調べて欲しい。
糖質制限は危険
糖尿病の食事療法と糖質制限は違います。
私も今回食事療法を行うにあたり、最初に糖質置き換え商品をいくつか購入してしまいましたが、よく考えたら違う違う!と思い直しました。
今すぐ短期間で痩せたい人は糖質制限でも良いのかもしれませんが、これからずっと食事療法をする場合は、栄養バランスよくカロリー制限することが大事なんです。
極端な糖質制限を行った場合に考えられるリスクがあります。
- ごはんを減らしたら絶対にたんぱく質と脂の量が増えるため、糖尿病の合併症である腎症を進めてしまったり、脂質異常症になったりする可能性がある。
- いきなり糖質を極端にカットして血糖値を下げると、網膜症などの合併症を進めてしまうこともある。
夫にもそのことを説明はするのですが、「ごはんは悪者」というイメージが強くて、量っているのにさらにごはんを減らそう減らそうとします。
なかなか理解しにくいですよね・・・
ただ、朝・夕はごはんを減らそうとするのに、昼はやっぱり炭水化物が多い様子。(外ではおにぎりや丼物、麺類に偏りがち)
なので、トータルで考えてご飯の量を180gから150gに減らすことにしました。
考え方としては、1840kcal・炭水化物60% → 1840kcalのまま炭水化物50% になります。
食品交換表の単位数でみると
1840kcal 炭水化物60%は
表1 | 表2 | 表3 | 表4 | 表5 | 表6 | 調味料 |
12 | 1 | 5 | 1.5 | 1.5 | 1.2 | 0.8 |
4 | 1 | 1 | 1.5 | 1.5 | 0.4 | 0.8 |
4 | 2 | 0.4 | ||||
4 | 2 | 0.4 |
1840kcal 炭水化物50%は
表1 | 表2 | 表3 | 表4 | 表5 | 表6 | 調味料 |
10 | 1 | 7 | 1.5 | 1.5 | 1.2 | 0.8 |
3 | 1 | 2 | 1.5 | 1.5 | 0.4 | 0.8 |
4 | 2 | 0.4 | ||||
3 | 3 | 0.4 |
※理想は炭水化物50~60%なので収まってはいますが、腎症3期以降は50%にすると危険なので注意が必要です。
しばらく様子を見ながら、日々調整したいと思います。
減塩商品と糖質0甘味料を上手に使う
今までも、減塩は心掛けていたつもりでしたが、振り返ってみると1食2g未満の塩分では収まっていませんでした。
そして、糖尿病の食事療法では1日に砂糖も6g(小さじ2杯)しか使用できません。
調味料が0.8単位なので、毎日味噌汁を1杯飲み、他の調味料も使うことを考慮すると1日6g程度の砂糖となります。
※他の調味料を使わないのであれば、砂糖16g使えますが…
知らない方も多いのですが、砂糖の代わりにみりんを使うとしても1日12g(小さじ2杯)です。(みりんしか調味料を使わないなら28gですが)
栄養指導をしていると、「砂糖は使わないわよ、私みりん使ってるから」とドヤ顔で言われる方多いんですよね(笑)
ずっと続けないといけない食生活なので、美味しく食べられないと辛いですよね・・・
今回献立を作成するにあたり、きっちり計算・計量したところ、やっぱり減塩商品や糖質0の甘味料を使用しないと美味しくできないなと思いました。
大量に使うのは良くないですが、病院でも使っていましたからね。
減塩醤油・減塩しお・ラカントSを使用して味付けの工夫をしています。
それ以外も、良いものがあれば検討したいと思います。
減塩商品はナトリウムの代わりにカリウムを使用しているものがほとんどです。
腎臓病でカリウムの制限がある方は使用できませんので、注意してください!
まとめ
日々微調整をしながら、献立作成中です。
1840kcal 炭水化物60% から カロリーはそのままに 炭水化物50% に変更しました。
腎臓に負担がないのか不安なので、早めに病院にかかるように夫には言っています。
ただ昼食は自由食になってしまい、炭水化物中心になるので1日トータルで考えると炭水化物は50%よりは多くなっていると思っています。
また、朝食はたんぱく質(表3)が1単位のことが多いので、カロリーも設定よりは低めです。(昼がそもそも想定外なので)
本人が頑張るべきはアルコールの量を抑えること。
夫は今「いろいろ自分なりに頑張っている」と言っているので、少し甘いのですがある程度見逃しています。
おつまみやめたり、アルコールの種類を変えたり、少しは量も抑えて頑張っているのもわかるから。(家族だと私情がはさまるなぁ)
病院で先生にしっかり指導してもらったら、おさまるかな・・・
私は私でできることを今、しようと思います。
献立やレシピも順にまとめていきたいと思います。